この度、弊社取扱製品Cat.1bis通信モジュールSIM7672GがKDDI移動通信網の相互接続試験（IOT)を完了し、KDDI（au)のIOT完了製品として登録されましたので、お知らせいたします。

すでにNTTドコモの移動通信網におけるIOT試験を完了しております。
そのため、お客様は安心して開発を進めることができ、スムーズな量産立ち上げが可能です。
また、国内主要ネットワークに対応しているため、信頼性の高い製品を短期間で市場に投入していただけます。

SIM7672G通信モジュールの特徴

LTE Cat.1の拡張仕様であり、IoT・M2M向けに、「低コスト・省電力・簡易設計」を実現致します。標準のCat.1は２本のアンテナが必要で、Cat/1bisは１本で運用可能です。

3Gシステムからスムーズに移行やコスト削減を実現することができ、広域LTE通信が必要なIoT機器やLPWAよりもデータ通信量が多い用途、コストと消費電力のバランス取れている強みがあります。物流・小売・スマートメーター・セキュリティ等での運用を検討しているお客様に最適です。

運用場面

• 決済端末・POS機器：安定した通信が必須、速度は中速で十分、シングルアンテナで設計が簡単。
• 車載機器・テレマティクス：位置情報（GPS）＋データ送信に適合。2Gからの移行用途としてグローバル対応しやすい。
• セキュリティ・監視カメラ（静止画送信）：動画ではなく静止画・トリガー送信なら十分。
• 産業用センサー／メータリング：長期稼働・安定通信が必要な用途。
• ウェアラブル機器／ヘルスケアデバイス：小型・低消費電力・シンプル設計が求められる領域に適合

SIM7672Gの性能をすぐにご確認いただける評価ボードをご用意しています。

評価ボード には、ATコマンドを操作する専用アプリのAtDemoツールが付属しています。

AtDemoツールを使えば、面倒だった評価作業が驚くほど楽になり、すぐに通信テストを開始、問題解析に必須のログを即座に出力、ログをそのままサポートへ渡して迅速な対応が可能です。

SIM7672Gは表面実装タイプのパッケージ以外に、mPCIE、M.2タイプもラインナップしておりますので、お客様のご利用ケースに沿った選択が可能です。

 ぜひ、評価ボードを利用して、開発のスピードアップと工数削減を実感してください。

お客様のご要望に応じて、組み込みソフト、ハードウェアの開発からサーバーシステム構築まで、ワンストップでのトータルサポートが提供できます。お気軽にご相談ください。